アベンジャーズの世界~ヒーローは、泣く (ネタバレなし、ご安心ください)

                                         

 アベンジャーズの世界~ ヒーローは、泣く

(ネタバレなし、ご安心ください)


                                                      アベンジャーズの話


 皆さん映画を見て、泣いたか。アベンジャーズ シリーズが第四編、正真正銘のエンドを迎えた。本当にもう2012年から7年も渡って、アベンジャーズと一緒に泣いたり笑ったりしてきたね。
今まで何でもできる神の力を持つアベンジャーズはサノスによる破滅の衝撃を受け、ようやく人間性を見せてくれた。アベンジャーズシリーズを繰り返して見れば、今回のエンドゲームはヒーローたちが初めて人間の身で世界を救う話だと見なされる。


 『アベンジャーズ エンドゲーム』をご覧になった皆さん、まだご覧になっていないでも見たい皆さん、マーベル大好きなファンの皆さんにとって、アベンジャーズ シリーズの終わりが年に一度の期待できる映画がなくなることを意味していることに違いない。なぜかというと、アベンジャーズというヒーローたちはかけがえのない存在である。ヒーローを語る映画は山ほど多いが、神性と人間性両方を持っているヒーローたちこそがアベンジャーズだ。エンドゲームとはいえ、アベンジャーズ シリーズがもたらした衝撃と感動は永遠に心に残るだろう、これがあくまで一区切りだ。例えソー、キャプテンアメリカ、アイアンマンがアベンジャーズ シリーズから卒業しても、今後はスパイダーマンらの独立した映画も続々と登場することが決まり、アベンジャーズ、マーベル、MCUに引き続き愛を注ぎたい。


ここでMCUをあまり知らない人に対して少し説明させてもらう。
「MCU」、「アベンジャーズ」とは
「MCU」:マーベル・シネマティック・ユニバース
「アベンジャーズ」:単体画が複数存在するが、すべての作品で世界観が共有している。MCU内に存在する複数のヒーローたちによって結成されたドリームチーム。


                                                    アベンジャーズの人間性


 アベンジャーズは泣く。


 予告編にあるワンシーンがキャプテン・アメリカが遠くを眺めながら涙を流すシーン。それを見て、もう私たちのヒーローも人間に過ぎない、しかも年を取った私たちのキャプテン。


 アベンジャーズのことをあまり知らない人にとって、アベンジャーズ シリーズ、MCUは少し敷高い感じがする。数多くのヒーローたち、多様な能力の複雑な関係がきつく見えるかもしれないが、何かを守るために、ヒーローたちは泣をこらえながらも、傷だらけでも立ち上がるヒーロー精神、死にたくないと正直に言いだす人間性、及びCGで作った豪華な場面こそ、アベンジャーズの魅力である。


 ヒーローたちと言われても、アベンジャーズの多くはスーパーパワーを手に入れた人間に過ぎない。いくら戦闘力が高くても、傷つけにくくても、人間性を持っていることに違いない。多様性の溢れるアベンジャーズがそれぞれの立場があり、それぞれの使命を背負っている。皆正義の味方であっても、正義、平和に対する定義がそれぞれだ。ここで、アベンジャーズというチームにとって、チームワーク、仲間との絆、信頼性、目標の一致性が非常に重要である。このことは、シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ3のアベンジャーズたちが内戦した場面を見れば分かる。このような人間性があってこそ、矛盾が生じる時、アベンジャーズによる偉大なる犠牲、命を懸けても守り抜くような感動的な戦い場面がしみじみ心に響く。


 普段の、泣けるが、泣かない根性のあるヒーローのイメージを覆し、神のようなヒーローが泣く、というインパクトは非常に大きい。このような人間性を持つところこそがアベンジャーズであり、マーベルの唯一無二の魅力であると思う。


    アベンジャーズの話が一旦中止になったが、ほかに役者たちが参加する映画がたくさんあります。映画のシーンを思い出しながら、映画における名曲を歌ったらいかがでしょうか。無料で歌い放題アプリPokekaraなら、映画名作や新作の曲がいっぱい載せています。ほかにもドラマやアニメの曲が満載です。